喫茶月影~時々ショッピングモール~

テオ:「あー、もう、このままじゃ約束に遅れちゃう!」
クウリ:「どーでもいいじゃねぇかよ、そんな約束」
テオ:「だから、何であんたがついてきたのよ。来なくていいって言ったでしょ?」
クウリ:「たまたま行く方向が一緒だっただけだよ、お前についてきたわけじゃねぇっての」
テオ:「なら、私が誰と待ち合わせしてようが関係ないじゃない」
ピアニー:「その声、テオではないか!」
テオ:「ピアニーさん! 会えてよかった、待ち合わせ場所が見つからなくて約束の時間に遅れるんじゃないかって、そればっかり心配してたのよ」
クウリ:「やっぱりお前かよ、この若白髪っ」
テオ:「何よ、馬鹿クウリ。どうしてあんたはそうやって、失礼なことばっかりピアニーさんに言えるのよ」
クウリ:「会えたんだろ、ならもういいじゃねぇか、帰るぞっ」
テオ:「何言ってるのよ、今からが始まりに決まってるでしょ?」
ピアニー:「そうそう。今回は場所も提供して貰っておるし、たっぷりと楽しめそうだとは思わんか?」
テオ:「ね! 私、招待状貰ったときから、今日をすっごく楽しみにしてたの」
クウリ:「ななな…」
ピアニー:「夜も長いことだし、のう?」
クウリ:「なななんだよ、お前はさっさと帰れーっ!!」
テオ:「そんなこと言うくらいならあんたが帰りなさいよ、用事ないんでしょ?」
ピアニー:「着いてくるのは構わんが、部外者のお主には遠慮してもらうぞ?」
クウリ:「…っ!」
カイ:「(マップを見ながら)あ、あった、あったよ! なんか…道通じてるのかな、これ?」
テオ:「どこにあるの? ちょっと貸してみなさいよ」

(一同去る)

玉桜:「夜が長いって、何の話だったんだろう?」
桜:「収録に昼も夜も関係ないだろうにね」
燐:「それに道が通じていないって…本当にどうなってるんですか?」
玉桜:「それ、私に聞かれても困る…抜け道とかあるのかな?」
桜:「その辺のドアを開けてみたら直通とか、あったら面白いのにねー」
玉桜:「Σありそうだからやめて!」
桜:「え、本当にあっちゃうの!?」
燐:「あ、それで十六夜さんも千秋さんも帰って来れないんですね」
玉桜:「ないよ、ないと思うよ、そんなこと! …多分」




***
前回に引き続き秋待 諷月さん宅「弦月の仮宿」シリーズ小説「歪みの伝導師」よりピアニーさん(トット君は会話に参加していないだけと思われ)と、今企画では初登場、透峰 零さん宅「白虹太陰」にて連載中小説「風刻の者」よりテオさん、クウリ君、カイ君です。
悪乗りしました、すみません(笑) そしてカイ君の存在感がなさすぎてすみませんorz
一瞬描写を間違えて屋内モールにしそうになったのはオフレコです。最初のほうで屋外ってはっきりさせているというのに、自分で忘れてました(最早駄目)
次回は反応をいただけた謎テーブルに焦点を当ててみたいと思います。
そして次々回はようやく十六夜さん+千秋が戻ってくる、はず。その時のリクエスト状況にもよりますが。

ということで秋待さん、リクエストありがとうございました!
引き続き、ピアニーさんの口調が間違っていたらすみませんorz
レイさん、勝手に皆さんお借りしました!





拍手お礼

エベル:「隙、ねぇな…」
ヴィル:「出番、ねぇな…」
エベル:「大体クリスマスって俺ら全然関係ねぇし」
ヴィル:「今回は指名もなさそうだしな…」
ユリ:「指名自体は有効ですよ」
エベル:「は? 何それ初耳」
ジーク:「基本的に前回と同じ。前回は『月影草』のキャラ指名が可能だった」
ユリ:「今回参加説明がざっくりだったのは、要するにそれだけ何でも有りということです。まぁ、そこまで読者さんには伝わっていないでしょうが」
ヴィル:「まじかよ!? 俺も知らなかったぜ!?」
エベル:「俺、自己アピールしてくるっ」
ジーク:「…どこで?」





月影草