喫茶月影~時々ショッピングモール~

十六夜:「(人形の乗ったオルゴールを手に)見てみて、これすごい! 今にも動き出しそう! いいなぁ、ひとつ貰っていこうかなぁ…」
千秋:「ん? どれどれ…あ、これ多分本当に動くと思うよ。ほら貸してみて」
十六夜:「え、本当!?」
千秋:「(オルゴールのねじを回す)…ほら」
十六夜:「Σしかも音楽まで! すごいすごい!」
燐:「本当にすごい仕掛けですね」
桜:「さすが、科学者集団抱えてるところは違うわね」
玉桜:「うーん、あの人たちならこれ、子供騙しって言い切ると思うの」
十六夜:「Σ騙された!?」
玉桜:「Σごめん、そういう意味じゃ!?」
千秋:「十六夜ちゃんたちの世界からすると、300年は未来だしね。って…?(手元からオルゴールが消えたことに気付く)」
翔:「お前らのその感動はいただいたぜっ」
鈴:「なにやってるのよ、あんたは」
翔:「いーじゃねぇかよ、俺だって来てみたかったんだよ、他のサイトとやら!」
十六夜・桜:「すごいすごいすごい!」
十六夜:「え、何、今空飛んでなかった?」
桜:「千秋の手の中からいつの間にそれ取ってったの?」
十六夜:「ね、こんな近くにいたのに気付かなかった!」
桜:「さすが『月影草』! 何でもあり!」
千秋:「あーあ、更に感動させて、盗み失敗どころじゃないじゃない」
玉桜:「…あれ、誰だっけ?」
千秋:「あんたまでそこでボケないの。うちにはいないからね、あんな蛍光黄色の趣味の悪いタキシードなんて。徨の趣味の悪さはお墨付きだけど」
翔:「やっぱそう思うよな! 趣味悪いよな! 色変えようぜ、これ」
鈴:「目立たないと意味がないから却下」
燐:「『月影草』って、変な人が多いんですね」
千秋:「うん、そこは否定しないわ」



***
クリスマス準備編、初の飛び入り参加はこのお二人。
宵知さん宅「黒猫亭」、「新月の夜に。」より、翔君と鈴さんです。惜しくも前回の六周年記念企画の時にお招きできなかった皆さんですね。私が人数制限をかけた都合で。
上で「今日新月じゃないんだけど」と突っ込むの忘れました(笑)
そして初登場いきなり趣味悪いとか変人だとかの酷い扱いですみません。
そう、本当は「ショッピングモールだし識と鈴がいいのかな(引用)」と言っていただいたのですが、半分ほど無視しました(待)
いやでもリクエスト自体は「『新月の夜に。』のメインキャラ」だったので、と言い訳。

前回に引き続き、なんだか存在感の薄い燐君と、なんとなく会話に乗りそびれている拙宅の桜(玉桜)。
これ、もしやグループ分けたほうがいいんですかね?

なにはともあれ宵知さん、飛び入り参加ありがとうございました!





拍手お礼

『覇王樹』:「オルゴールか、そういえばあれ、分解してみたことないな」
『空木』:「おま…他に思うことはねぇのかよ」
『覇王樹』:「他? たとえば材質とか?」
『空木』:「オルゴールに使うのは普通の材料だと思うぞ。特殊な性質が必要なわけじゃねぇんだし。…って違うだろ」
『覇王樹』:「仕方ないな、じゃあ音の」
『空木』:「却下」
『覇王樹』:「結局なんだったら許可してもらえるのさ」
『空木』:「オルゴールの使用目的言ってみろ」
『覇王樹』:「精神安定」
『空木』:「違うって言い切れねぇ…!」





月影草