〜夏祭り@喫茶月影〜

リュー:「アルト、くじ引でもしていかない? 当たるまで何回でも引いていいよ」
アルト:「あ? あぁ………待て、先に確認させろ。当たるまで引いた場合、引いた数だけ料金取るとか言わねぇよな?」
リュー:「なんでバレた?」
アルト:「この間思いっきり嵌めただろ!? そうそう簡単に忘れるかよっ!」
リュー:「でも来てるじゃない。というかさ、そんなにリアと仲良かったっけ?」
アルト:「え? いや、仲がいいとかそんな問題じゃなくてだな」
リュー:「そんなにあの毒舌でこてんばてんにされたかったんだ。知らなかったよ」
リア:「興味深い話をされていますね?」
ロベリア:「あっはー、アルト君はリアちゃんのことが大好きだもんねー」
アルト:「Σり、リア!? い、いや、これはだな、えっと、そのっつかロベリア、紛らわしいこt」
リア:「固定化します。リューさん、ちょっとアルトさん、お借りしますね」
リュー「どうぞ。というか、おれのじゃないし。お好きなように」
アルト:「!!」
ユーヒ:「くじ引っすか! 自分も引いていいっすか!」
クラウス:「やあ、リュー君。ここまで来て商売? 君も頑張るね」
リュー:「いや、これは余興」
ユーヒ:「余興ということは、何かメインが続くんっすよね! 楽しそうっす!」
リュー:「ユーヒにここまで楽しみにされたら、頑張るしかないよね、クラウス」
クラウス:「どうしてそこで僕に話を振るのか…分からなかったことにしておきたいんだけど」
リュー:「分かったなら無問題だね。ほら、早く」
ユーヒ:「えええ、一体何が始まるんですか! つーか、一体いつのまに打ち合わせ終了してたんすか! 知らなかったんすけど!」
クラウス:「今のちょっとした会話も打ち合わせに含まれるのかな」
リュー:「そこのお嬢さん、そちらのお兄さん、さあ、彼にご注目」
ユーヒ:「クラウスさんの便利道具の実演がはっじまっるっすよ!」
リュー:「や、そこは便利道具じゃなくて、手品とかにしておこうよ」
ユーヒ:「手品でしたか! クラウスさんの手品!」
クラウス:「種も仕掛けもあるからね? いやだけど、そんなの突然言われてもね…」
リュー:「そこをなんとかしてくれるのがクラウスでしょ?」
ユーヒ:「そうっすよ、頼りにしてますから!」
クラウス:「頼りにするなとは言わないけど、準備するのにも時間がかかるんだって」
リュー:「どうかすると既に準備終わってるくせに」
クラウス:「それはそれ、これはこれ。…だから、そんな目で見ても、手持ちに何もないんだって」
ユーヒ:「じゃあ、今から作ればいいっす! 何か材料でもいるっすか?」
クラウス:「だからね、ユーヒ君」
リュー:「それはおれも名案だと思うね。さあクラウス、材料を調達しに行こう。幸いなんでも揃いそうだし」
クラウス:「二人とも、聞こえてるかい?」
リュー・ユーヒ「何が?」
クラウス:「うん、いいよ。行こうか。二人とも、まだあちこち見てないだろう?」


***
放置していてすみませんorz

今回は秋待さん宅よりリュー君(GDGD企画)とアルト君(ものかきギルド企画)のお二人が遊びに来てくれました! ありがとうございます。なので、前回遊びに来てくださった、暁野さん宅ユーヒ君とロベリアねーさんも引き続き登場です。
(暁野さん、何か問題ありましたらご一報くださいませ!>私信)
余力があれば、アルト君サイドは次回に続く、かも?(笑)
ちなみに、もう一方遊びに来てくださっていますので、そちらはまた後日。

まずは第一弾ということで、秋待さん、ありがとうございました!

 




月影草