〜夏祭り@喫茶月影〜

リア:「…」(目の前で泳ぐ金魚を睨みつけながら)
クラウス:「…」(やれやれとリアを見ながら)
リア:「…」
クラウス:「…いくら捕まらないからといって、固定化したら反則だよ? 分かっているとは思うけど」
リア:「そんなことは言われなくたって分かってます」
クラウス:「じゃあ、そうやってプレッシャーをかけることで、相手を疲れさせる消耗作戦? そのくらいなら一回諦めて…」
リア:「私のことより、あなたこそ、そこにそうやって突っ立ったまま時間を浪費していていいんですか?」
クラウス:「たまには、いいんじゃないかな」
リア:「その『たまには』がいつもの様に思えますけどね」
クラウス:「相変わらず手厳しいね」
ロベリア:「あ、リアちゃんはっけーん!」
リア:「Σおねーさん!?」
クラウス:「ごめん、来てるって言おうと思ってタイミングが掴めなかった」
リア:「そういうことは、さっさと言ってください」
ユーヒ:「クラウスさんも捕獲したっす!」
クラウス:「捕獲? 僕、捕獲されるようなことしたっけな…」
ユーヒ:「クラウスさんはうっかりしすぎだから、捕獲しとかないと何やるか分からんです」
クラウス:「だから、そんなにうっかりは」
リア:「してます」
ロベリア:「してるよねー」
リア:「いい加減に自覚したらどうですか? 治るものも治りませんよ?」
ユーヒ:「そうっすよ。毎度毎度食器を割られたり、魔法道具の暴走に付き合うこっちの身にもなってみるっす」
ロベリア:「なんなら、おねーさんが良い薬を調合してあげよーか?」
リア:「一度『人工』だとか『養殖』だとかになってみれば、治るかもしれませんね」
ユーヒ:「その程度で治るようなら、こんなに苦労してないっす!」
リア・ロベリア:「なるほど。確かに」
クラウス・「…そういえば、ロベリア君、ユーヒ君。もう一人連れがいると聞いていたんだけど」
ユーヒ:「ありゃ? そういやいないっすね」
ロベリア:「あれぇ? さっきまで一緒にいたと思ったんだけどなぁ」
???:「じゃ、焼きそばとたこ焼き追加で!」
???:「私はお好み焼き!」
???:「僕は焼きトウモロコシなんていいなぁと思うんですけど」
ゼロ:「Σお前ら、まだ食べる気かよ!? 分かった、分かったから! 作ってやっから! そこで大人しく待ってろ!」
???:「へへっ、やったね。こういうのって滅多にないからなー」
ゼロ:「ここに料理人はいないのかよ!?」
???:「…いない、かな? 雅沙羅はこういうの作らないし、私は洋菓子ばっかりだし」

ロベリア:「見事に馴染んでるねー」
クラウス:「楽しそうで何よりだよ」
ユーヒ:「あれが楽しそうなんすか!?」


***
第三回目の本日は、暁野さん管理される「アサボシ」より、ロベリアさん、ユーヒ君、ゼロさんの三人が遊びにきてくださいました。ありがとうございます!
ロベリアさんが「ものかきギルド企画」から、ユーヒ君が「GDGD企画」からだったので、こちらも揃えてリアとクラウスです。…あ、前回ロベリアさんとゼロさんを対応させていただいたエベルがよかったんですかね? まぁ、そちらはまた次の機会にということで(笑)
ゼロさんが一番不憫なことになっていれば〜とコメントをいただき、はて、と考えた結果が上になりました。客人なのに思いっきり使っていて申し訳ない(真顔)
ということで、暁野さん、ありがとうございました!

企画はまだまだ続いておりますので、皆様のご参加をお待ちしております。
(もちろん、二回目以降の参加もOKですよ 笑)

 




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