〜夏祭り@喫茶月影〜

千秋:「色々あるわねー。焼きそばにたい焼きに? あ、ホットドッグとかケバブもある。あたしが言ったこと、覚えてたんだ」
十六夜:「ほっと…何?」
千秋:「よし、じゃあまずはホットドッグね。…桜?」
玉桜:「ん? ううん、あのね、十六夜さんが来てるって言うことは…」
桜:「私たちも来てるに決まってるでしょー! もう、皆揃って十六夜とハクに気を取られっぱなしなんだから」
燐:「お邪魔してます。楽しそうだったので、僕たちも来ちゃいました」
桜:「そろそろこのパターンも終わりにしてよっ!」
玉桜:「う…ごめん」
雪風:「おぉ、小動物ども! 良く来たじゃねぇか、お前ら」
玉桜:「小動物って、ちょっと雪風! その表現は酷くない?」
雪風:「じゃあ何て言えばいいんだよ。ちっこいの?」
玉桜:「サイズから離れてよ!」
桜:「こっちも相変わらずみたいねー」
千秋:「ほーら、買って来たよ! 熱いうちに食べて食べて!」
十六夜・桜:「はーい、いっただっきまーす!」
燐:「僕も頂きます」
千秋:「つか大男は今日は売り子じゃないの? 商売人魂がうずくんじゃなかったの?」
雪風:「うずいてる。とてつもなくうずいてっけど、どこの店舗を借りるかが決まらん」
燐:「…元々はどんなお商売をしていたんですか?」
桜:「どーせ、定職にもついてなかったんでしょ!」
玉桜:「当たり! よく分かったね!」
雪風:「こら、んなに嬉しそうに言ってんじゃねぇよ」
十六夜:「わぁ、おいしい! え、千秋ちゃんのにかかってるその黄色いのって何?」
千秋:「これ? マスタード。試してみる?」
玉桜:「Σやめたほうが…!?」
十六夜:「!?」
桜・燐:「!?」
桜:「え、一体何? 何なの、それ?」
千秋:「大人の味」
玉桜:「…うん、私、お子様味覚だから苦手…」


***
前回に引き続き、透峰零さん宅「白虹太陰」より十六夜さんと、今回合流しました桜さんと燐君です。

そして、食べ歩きと言いながら、十六夜さんの好みを伺い忘れてしまったといううっかりさ加減orz
レイさん、何かありましたらご指摘くださいませ。

 




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