喫茶月影~時々ショッピングモール~

???:「ふはははははっ」
桜:「また変なのがいる」
燐:「Σそんなことを言ったら失礼ですよ!」
千秋:「いや、あたしも変なのだと思うわね」
玉桜:「聞き覚えないなぁ、この声」
十六夜:「あの舞台じゃない? もしかして何かあるの?」
千秋:「それを聞かれても、あたしたちもプログラム貰ってるわけじゃないし」
???:「はははははは、俺様の名前は魔王。ようやくこうして黒猫亭の外に出ることを許可されたのだっ。これは非常に栄誉なこ」
十六夜:「あーっ、綺麗な絵がずらりと並んでる!」
玉桜:「クリスマスカードかぁ。私は出したことないけど」
千秋:「年賀状出すならクリスマスカードいらないもんね」
桜:「あ、鳥さんのもある。かわいー」
十六夜:「この赤い服着てるこの人は誰?」
玉桜:「サンタクロースっていって、子供にプレゼントを配って回るんだよ」
千秋:「あ、靴下も用意しておかないとね」
玉桜:「あ、そっか」
燐:「あ、あの…」
桜:「靴下でなにするの?」
玉桜:「ぶら下げておくと、サンタさんがそこにプレゼントを入れていくの」
十六夜:「靴下の中に? 変なの」
玉桜:「Σそれ言われても」
燐:「あのー…」
千秋:「どうした?」
燐:「舞台上のあの人、ずっとこっちを見てるんですけど」
魔王:「この俺様を無視するとはいい度胸だな、後悔させてくれる! 俺様の力の前にひれ伏すがいいっ!」
桜:「あれ、なんか怒らせてる!?」
千秋:「もしかして魔法キャラ? 困ったわね、対処法が」
十六夜:「長距離は、悔しいけどあいつの方が得意なのよね」
玉桜:「千秋も十六夜さんも、近距離戦の方が得意だもんね」
燐:「Σ悠長に話してる場合ですか!?」
千秋:「桜、あんたは力使えないの?」
玉桜:「雅沙羅じゃないから無理」
千秋:「そっかそっか。また都合よく雅沙羅が来てくれるわけもないし」
魔王:「くらえ、Zクラスのこの力! (不発)…ん?」
マリキヤ:「あー、ごめん。間違えて魔法干渉しちゃったっぽいやー」
桜:「あっさりと終わったわね」
千秋:「ここ(月影草)には魔王クラスかそれ以上がのがごろごろしてるって結論でOK?」




***
久しぶりにリクエストいただきました、ありがとうございます。
というわけで、宵知さん宅「黒猫亭」より魔王さんをご招待。
本当はステージネタはOld Magicメンバーで使おうと思っていたんですが、ユリもエベルも謎テーブルに合流してしまっていますしね。なので今回使ってみました。
あ、あと実はクルトを乱入させようと思ったんですが、折角なので宵知さんお気に入りのマリキヤに代わってもらいました。
最後に。なんだか魔王さんの扱いが酷くてすみません? でもこの扱いでこその魔王さんですよね?(笑)
では宵知さん、リクエストありがとうございました。またどうぞ。





拍手お礼

雪風:「魔王級の奴ら? ごろごろしてるだろ」
華鏡:「クルトとティルラを筆頭に、マリキヤと…」
雪風:「瑠璃と綜と雅沙羅だな」
華鏡:「…」
雪風:「お、今日は反論なしか?」
華鏡:「色々な意味で強いことは認めるよ」
雪風:「どうも。しかし実際に名前を挙げてみると少ないな」
華鏡:「全員メインだから目立つんだよ」
雪風:「ここ(月影草)で最強なのって誰だと思う?」
華鏡:「そうだね…サロウ、とか」
雪風:「あぁ、規格外」
勝:「二人とも、一人忘れてるぞ。赤い魔王女」
雪風・華鏡:「あ」





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