玉桜:「ねぇ、今日何かあったっけ?」
千秋:「今日? それは祝日って意味よね? …ないはずなんだけど」
玉桜:「うーん…なんで呼ばれたんだっけ?」
千秋:「ほら、十六夜ちゃんたちが来るって言うから」
玉桜:「…なんで?」
千秋:「…クリスマス準備? いやでもいくらなんでも早すぎるでしょ」
玉桜:「そうだよね。それに…十六夜さん? とだと、この喫茶店内だけだよね? 外出ちゃったら一緒にいれないし」
千秋:「やっぱりそうなる? それだと、クリスマスの飾り付けくらいしかできなくない? どう考えても一ヶ月以上前から準備する意味が見出せないわねー」
玉桜:「雅沙羅は心配ないって言ってたけど…とりあえず当日遊べるようなゲーム選んでみたり? とかかなぁ…」
千秋:「あぁ、十六夜ちゃんたちに見せるついでに遊ぶか」
玉桜:「Σクリスマスパーティ先取りしてどうするの!?」
千秋:「冗談冗談。でもまぁ、プレクリスマスパーティみたいなもんじゃないの、これ。ところでここだっけ? (扉を開く。そして閉める) …何か見た?」
玉桜:「あれ、おっかしいな。私、そんなに視力悪くないはずなんだけど、なんかドアの向こうにショッピングモールが見えたような気が…」
千秋:「あたしの見間違いじゃなかったか。なんでもありとは聞いてたけど、何でもありすぎるでしょ」
玉桜:「まぁまぁ、ほら、学校だったこともあるんだし」
千秋:「そういえばそんなこともあったわね…もう喫茶店の名前やめればいいのに」
玉桜:「で、でも普段は喫茶店だし…?」
千秋:「そもそもなんで喫茶店にしたのかしら。いっそのこと街にでもすればよかったのに」
玉桜:「確かにそれなら…え、その場合どうなるの? どっかのトンネルを潜ったら不思議な街に繋がってました、みたいな?」
千秋:「それは明らかにパクリ」
玉桜:「だって…なんでもいいや。モールだったら、ウィンドウショッピングして楽しめるね!」
千秋:「無理やりな流れね。ま、あたしたちも雰囲気堪能しなきゃ」

喫茶月影~時々ショッピングモール~



***
なんと今年のクリスマスは、相互させていただいている透峰 零さん宅「白虹太陰」とコラボしてお送りします。
当日はレイさんが担当してくださるとの事で、私の担当は準備編。二人だけで盛り上がるのもあれなので、私は拙サイトの閲覧者さんを巻き込んで、派手にやりたいと思います。準備編なので、何日でもかけられますしね(笑)
ということで、メインは恐らく拙サイト「Eternal Life」から桜(玉桜と表記)と千秋の二人。そしてレイさん宅より三人ほどお招きしたいと思っております。彼らの登場はまた次回。
ですが、もしかすると別のキャラが乱入するかもしれません。乱入するのは拙サイトのキャラかもしれませんし、皆さんのキャラかもしれません。
基本的には前回の六周年の時と同じように、ご自分のサイトのキャラを送り込んでみるなり、何らかのネタを放り込んでみるなり、お好きなようにどうぞ。

私があまり張り切ると当日担当のレイさんにプレッシャーをかけることになりそうですが、あえてその点は見なかったことにして盛り上げていこうと思います。
それでは皆様、よろしくお願いします!

ちなみにリクエストがなかった場合、拙サイトキャラとレイさん宅からお招きするキャラで淡々と進めていくことになります(笑)





拍手お礼

エベル:「嘘だろぉぉぉっ!?」
ユリ:「…何が、ですか?」
エベル:「だって考えても見ろよ。Eternalの奴らもやった、暗黒の雲の奴らもやった、なら次は俺らの番じゃねぇか!?」
ユリ:「Σえ、あの徨が順番にやるわけないじゃないですか」
エベル:「あぁ、あいつだし仕方ねぇ…納得しちまったじゃねぇかよっ」
ユリ:「え、納得したらなにかまずいんですか?」
エベル:「いーや、何も。乱入しに行くだけだし」
ユリ:「僕たちの乱入できる隙があるといいですね」
エベル:「いや、それは作るもんだろ!?」





月影草