さて、延々と二ヶ月に渡って行いました人気投票。
最終的に百票を超える票数を皆様には入れていただく結果とな
綜:「マイクのテスト中」
リア:「あぁ、聞こえます」
綜:「成功したみたいだね」
リア:「徨が喋っていてもおもしろくないと思うので、早速こちらで投票結果の発表を始めたいと思います」
桜:「え…なんか、乗っ取ったの?」
千秋:「細かい事は気にしなーい! 収録が始まっているのなら、始めましょ」
ユリ:「いいんですか、そんな強引に」
マリキヤ:「駄目な理由はないと思うなー」
リア:「満場一致ということで、始めます」
『空木』:「待て、満場って誰だよ」

〜七周年記念人気投票結果発表〜

リア:「七周年記念と題して、投票期間は4/30〜6/24までの八週間の間行われました人気投票の結果を発表したいと思います。全体で入れていただいた票数は111票。まぁ、徨が舞い上がるのも仕方がない結果ではありますね。
 ではまず、シリーズ毎の得票数から発表したいと思います」
千秋:「最下位はやっぱり『Eternal life』! 全員あわせて18票だったみたいね。投票してくれた人、ありがとー!」
リア:「最下位だったというのに、嬉しそうですね」
千秋:「まま、誰かはあたしたちの話も読んでくれてたって、証明ってことで」
リア:「それは確かに驚きですね。看板作品でありながら、知名度が低いことが顕著に物語っている気がします」
千秋:「知名度だけが重要なんじゃないし」
ユリ:「第三位は僕ら、『The Old Magic』でした。29票です」
瑠璃:「対する第二位は『暗黒の雲』ね。30票きっかりよ」
ユリ:「あと、一票だったんですよね…」
瑠璃:「残念だったわね」
リア:「『The Old Magic』の知名度は高いはずなんですが、今回はあまり奮いませんでしたね。どうしました?」
ユリ:「知りません。『暗黒の雲』が善戦しすぎた方では?」
リア:「確かにそれは不思議ですね」
瑠璃:「褒め言葉として受け取っておくわ」
マリキヤ:「第一位は『The Spectators』だったよー! 34票もありがとー!」
千秋:「うん、『暗黒の雲』よりこっちのが不思議。そんなに知名度高かったっけ?」
マリキヤ:「知らなーい。興味なーい。関係なーい」
ユリ:「きっと、熱狂的なファンがいるんですね」
リア:「以上で人気投票の発表を終了します」
ユリ:「Σ終わってないですから!?」
千秋:「本命の個人戦の結果がまだじゃない。シリーズ毎の順位なんて、途中まで発表されてたんだし、今更じゃない?」
瑠璃:「まあ、それぞれのシリーズからエントリーされた人数を考えれば、大方の順位は分かってしまうと、そういうことね」
マリキヤ:「えー、折角なんだから、もー少し喋ろうよぉ。君だって滅多にこっちには顔出さないんだしー」
リア:「仕方ありませんね。次回に続きます」


リア:「今回の投票でエントリーされたのは総勢17名でしたが、獲得票数0のお二人は先に除外して、下15位から発表したいと思います。さて、一番最初にこの場に召還されたのは当然のごとく『Eternal Life』から華鏡さんです」
華鏡:「…それでも二票入ったみたいだね。入れてくれた人、ありがとう」
リア:「華やかさに欠けますからね、妥当な票数ではありませんか?」
華鏡:「そう、かもしれないね? 本編でそれほど目立っている訳でもないし、僕もこんな性格だしね。それでも好きだと言ってくれた人がいたことは純粋に嬉しいよ」
リア:「一人で完結させないでください。突っ込みにくいじゃないですか」
華鏡:「いや…突っ込まれる為に君と会話しにここにいる訳じゃないと思うんだけど」

リア:「面白くないので、次に行きましょう。第十二位はそれぞれ三票獲得で、三人います。続いて『Eternal Life』から桜さんと『The Old Magic』からジークさんとレオンさんのお二人です」
ジーク:「…」
玉桜:「うわ…下から数えて二番目か…」
レオン:「何、私がこんな順位だと? 徨の文章力では私の魅力が伝わっていないんだな?」
リア:「魅力なんてあったんですか? 突発の一話のみ登場のあなたに?」
レオン:「…最近の子は、どうしてそんなに口が悪いんだ」
玉桜:「そうだよ、レオンさんなんて短編一話にしか出てこないのに、私なんて、本編全体に出てながらこの順位…orz」
レオン:「ははは、完全に私のインパクト勝ちだな」
リア:「勝手に威張っていてください。ああ、忘れる所でした。桜さんには言伝が」
玉桜:「私に?」
桜:「あー、もう! 嘆かないでねって、私言ったのに!」
玉桜:「Σ心配してくれてありがとー! ごめんね、私不甲斐なくて…」
桜:「ううん、分かればよろしい!」
リア:「飛び入り参加は『白虹太陰』さんで連載中の小説『夜虹蝶奇譚』から、桜さんでした。同名のよしみですね」
玉桜:「もう、桜ちゃん、しばらくこっちいない? 泊って行けば良いよ、燐君は?」
リア:「あちらの許可を実は頂いていないので、今回は無理ですね」
玉桜:「Σえ、まさかの誘拐!?」

リア:「続いて第九位も三人ですね。やっぱり『Eternal Life』から雅沙羅さんと千秋さん、そして『The Old Magic』からヴィルさん。それぞれ四票獲得ですね」
千秋:「ありゃ? 雅沙羅も? Eternalは今回本当に弱いね」
雅沙羅:「票を入れてくださった皆さん、ありがとうございます」
ヴィル:「待て待て待て、俺もかよ!? 単独イラスト描いてもらったことのある、俺が、この順位かよ!?」
千秋:「それ言ったら雅沙羅もだよね。イラストを描く愛はあっても、票を入れる愛はないってことか」
リア:「単独イラストを描いてもらうと、投票では残念な結果に終わるという事ですか」
千秋:「挽回の余地はなさそうだね。残念でした」
ヴィル:「Σんだとーっ!? いや、挽回はできる、できるぞ…!」
リア:「足掻くのは見苦しいですよ」
ヴィル:「他の奴らも単独イラストを描いてもらえば………!」
千秋:「主語誰、それ」
リア:「捕らぬ狸のなんとやらですね。妄想お疲れさまです」
千秋:「しかも、自分が描いてもらうっていう話じゃない辺りが寂しいっていうか、笑える?」
ヴィル:「お前ら…っ!」

リア:「妄想癖のある方は放っておいて、第八位は『Eternal Life』の雪風さんで、五票入りました」
雪風:「お、ども」
リア:「メインメンバーの女性陣を差し置いてのこの順位ですね」
雪風:「俺は別に気にしねぇけどな。どーせあいつら、極度のお人好しをこじらせたような奴か、下手に刺激すると鬱転するような精神不安定な奴だし?」
リア:「確かにその通りですね」
雪風:「だけどさぁ、雅沙羅差し置いてのこの順位だろ? ちょっとさっきから背筋が寒いんだよな」
リア:「えぇ、それは気のせいではないと思いますよ」
雪風:「…やっぱそうか。じゃ、俺はこの辺りで」
リア:「目標、固定化します」
雪風:「Σ」
華鏡:「あぁ、ありがとう。助かったよ。雪風、ちょっと大事な話があるんだけど、今いいかな?(笑顔)」
リア:「ええ、こちらの話は終わりましたので、どうぞごゆっくり」
華鏡:「ありがとう。じゃあお言葉に甘えて」
雪風:「!!」

リア:「次は第五位ですね。『The Old Magic』からユリさん、『暗黒の雲』から瑠璃さんと『空木』さんです。それぞれ八票入ったようですね」
ユリ:「あ、一人コードネームの」
『空木』:「うるせぇ。好き好んでコードネームでエントリーしたわけじゃねぇよ」
瑠璃:「仕方ないわよね。『空木』はコードネームで出てくるこの方が多いんだから」
『空木』:「悪かったな、本名での存在感薄くて」
リア:「コードネームの話はどうでもいいんですけど、今回は所謂メインが全然奮いませんでしたね」
『空木』:「あんましどうでもよくねぇ。ま、引っぱられても困るが」
ユリ:「あぁ、確かに『Eternal Life』のメインである雅沙羅さん、『暗黒の雲』のメインである瑠璃さん、『The Old Magic』メインの僕…全員既に出てきてしまいましたね」
瑠璃:「主人公は人気がでないってお決まりのパターンね」
『空木』:「んなジンクスもあったな、確かに」
リア:「ジンクスならば仕方がありませんね」
ユリ:「え…そうなんですか?」
瑠璃:「なら次回はそのジンクスを打破してみる?」
『空木』:「無理だな」
リア:「無理でしょうね」
ユリ:「…遠慮しておきます」
瑠璃:「あらどうして? 挑戦するのはただよ?」
ユリ:「それを陰から笑うのはあなたでしょう…。他人を娯楽に使わないでください」
瑠璃:「そんなことはないわよ」


第十五位(2票)
 Eternal Life 華鏡

第十二位(3票)
 Eternal Life 桜
 The Old Magic ジーク
 The Old Magic レオン

第九位(4票)
 Eternal Life 雅沙羅
 Eternal Life 千秋
 The Old Magic ヴィル

第八位(5票)
 Eternal Life 雪風

第五位(8票)
 The Old Magic ユリ
 暗黒の雲 瑠璃
 暗黒の雲 『空木』

 




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