『空木』:「…」
『羽蝶』:「…」
『覇王樹』:「どうしたのさ、『空木』?」
『空木』:「お前らの場合は、謹慎されたから出てこなかった分けじゃなくて、単に興味がなかっただけだな?」
『覇王樹』:「良く分かってるじゃないか、流石だね」
『空木』:「開き直るな。ただでさえ『暗黒の雲』は登場率低いってのに、それを更に下げやがって」
『覇王樹』:「いやだな、無駄に呼び出されなくてすむんだから喜んでよ」
『勇魚』:「喜べないっ。わたしだってお客様と話したかったのに…」
『覇王樹』:「まぁまぁ、次は指名が入るかも知れないし?」
『羽蝶』:「次回なんてあるのか?」
『勇魚』:「…(涙目)」
『空木』:「こぉら『羽蝶』、さらりとトドメ刺してんじゃねぇよ」


作品として読んでくださってある方は少ないはずだというのに、やたらと存在感があったのが科学者集団の彼ら。
とにかく問題を起こしますから無視もできませんので、当然といえば当然かも知れませんが。

企画11でも出た通り、『空木』は子育て要員です。面倒見だけはいいのでね、彼。 で、そんな彼に育てられたのが彼ら、『覇王樹』・『羽蝶』・『勇魚』の三人。
『勇魚』はこうも純粋に育っていると言うのに、他二人がこれとは…やはり彼の育て方が悪かったに違いありません。
ちなみにそんな『空木』の子育て奮闘記は、番外編もしくはパラレル編からご確認ください(笑)

あぁ、別の理由として彼らの登場率が高いのは、私自身が彼らのことを結構好きだからです。
言いたい放題やりたい放題、そんな彼らは書いていて楽しい。
ただし他所には出せません。軟禁指定。





月影草