「私が思う魔術理論・概要バトン」


このバトンはそれぞれの創作世界での魔術に関する理論や概要などを答えていただくバトンです。
指定されたキャラの扱う魔術について答えて下さい。
文字数や内容に制限はありませんが、ガッツリ語っていただけるとありがたいです。

指定キャラ:

拾ってきたものなので、またもや自分で選びます。
Old Magicからユリで。

1、影響を受けた作品等、あれば教えて下さい。
どの作品と一概に言えないんですが…恐らくですが、徨が読んだことのある作品の全てから影響は受けていると思いますよ。

2、更に細かく。
・魔力とは(MPとは何なのか)

魔法の使える強さの限度と、回数制限について、という解釈でいいんですか?
はっきりとした制限がかかっているわけではありません。自分の限界というものは、なんとなく分かるものです。
魔法の強さは術者の意志力の強さと比例します。一般的に強い意志力を持ったヒトは、より多く魔法を使えるように思います。

・発動原理(陣・呪文の用途)
自然というものには意識がある。それをヒトが思うように使役するのが、魔術です。
僕らが使う呪文は、自然の意識体への命令ですね。
ただし呪文単体では魔法は発動しません。どういう動作を、どこにどんな範囲でやらせたいのかなど、細かく指定してやる必要があります。その指定は呪文ではなく、魔法の構成で行います。
ですから呪文は補助であって、本来なら必要ないんですよね。
呪文を使わないと、自分の意思を自然の意思へと叩きつけることになるので、相当な覚悟と強い意志力が必要になります。

・魔道具の役割(杖などの用途)
魔道具は全くと言っていいほど発達していません。
研究している、という話は聞いたことがありますが、まだ実用的なレベルには至っていないんでしょうね。

・属性とは(相性、またそれの源など)
炎・風・地・水・光の五大元素が使われています。
どの属性も攻撃・防御両方に使えますから、攻撃か防御かは術者との相性に委ねられていますね。
基本的にヒトは一つの元素にしか精通することはできませんが、まれに僕のように複数の元素を使いこなせる魔法使いもいるらしいです。当然ですが、一つの元素に精通している人には、その元素では敵いません。
やはり場所によって魔法の強さは変わってくることもありますね。
特に水属性はそれが顕著でして、乾いた場所ではあまり威力を出すことができません。

・世間的な魔法の捉え方(一般の人からの知識、意識など)
そうですね…そんな珍しくはないと思います。
魔法が生活を支えているわけでもないですし…もしかすると、他に何もやることがない者の道楽、程度の認識かもしれないですね(苦笑)

3、語り足りない事などないですか?あれば更に詳しくどうぞ。
一点目は魔物化について。
自分の力量を超えた魔法を行使しようとすると、自然の意思に自分の意思が負ける結果となり、自然に意思を乗っ取られるらしいです。これがいわゆる魔物化ですね。
二点目はあの白い花について。
どうもあの花の甘い香りを感じられるか否かは、魔物化するか否かに繋がっているようです。
これは僕の個人的な解釈ですけど、恐らくあれはヒトの意思を自然の意思と同調させる働きがあるように思います。
平たく言ってしまえばそれは魔法を増幅することですから、あれを使いこなすことができればより強い魔法を簡単に使えるようになるでしょうね。ただし、下手に使えば逆に命取りになりますが。

…現状ではこのくらいでしょうか。

4、お疲れ様です。次に聞いてみたいキャラさんへ回しましょう。
「魔法」が存在する世界観をお持ちの方、どうぞとのことです。




月影草